『相談室だよりあおぞら』No.5を発行しました

2021年10月11日

東京教育カウンセリング研究所では、東京文理学院の生徒に向けて定期的に『相談室だよりあおぞら』を発行しています。

先日発行したNo.5は、「季節性うつ病」がテーマです。

【相談室だよりあおぞら No.5】

 朝晩の涼しい風や金木星の香りに季節の移ろいを感じるとともに「夏が終わってしまった」という寂しさを感じている人もいるかもしれませんね。秋の始まりを感じると

「切ない気持ち」になるのはなぜなのでしょうか?

季節性うつ病

日照時間が短くなる10月から11月にかけて症状が現れ始め、日差しが長くなる3月頃に回復する「季節性うつ病」があります。季節性うつ病として以下のような症状が挙げられます。

主な症状

a 気分が落ち込むことがよくある

b ぐったりとして疲れやすい

c 以前ならできていたことが上手くできない

d ふだんより睡眠時間が長くなったり朝起きられなくなったりなど、寝ても寝足りない感じがする

e 今まで楽しんできたことなのに楽しめない

f ふと考え込んでしまい集中力が続かない

g 食欲がなくなってしまうか、逆に食欲が増し食べすぎてしまう

上記のような症状があるときは注意が必要です。まずは生活習慣に注意して、次に挙げる予防法を試してみましょう。

対策と予防法

1、栄養バランスの良い食事をする

セロトニンが不足すると脳の働きに不調が出ます。セロトニン生成に必要な肉、魚、大豆などのたんぱく質やビタミン、ミネラルなどの栄養素を摂りましょう。

2、ウォーキングなどの運動をする

運動によって気持ちをコントロールする神経伝達物質のひとつである「ドーパミン」が分泌されることで気分の落ち込みやイライラの症状を改善する効果が得られます。

3、日光に当たる

日光に当たり自然の光を浴びるのが最も効果的ですが、秋から冬にかけて日照時間は短くなるので自宅の照明を明るいものに替えてみてもいいかもしれませんね。照明の光でも効果は得られます。

4、To Doリストを作成する

やることが山積みになっていると落ち着かないですよね。実行可能なものに優先順序をつけ整理してみましょう。できそうなもの、簡単なものから手を付けて行くことで「できた」という実感がわくでしょう。

5、自分の気持ちを話す

一人で悩んでいると気持ちが沈んでしまうので、信頼できる人に気持ちの落ち込みを話してみましょう。 身近に話せる人がいないときは先生に相談することや、相談室の利用をおすすめします。

 過ごしやすい季節になったので運動を取り入れる他にも、音楽を聴いたり読書をしたりして過ごすのもいいかもしれませんね。規則正しい生活を心がけて充分な体調管理をしていきましょう。