生物心理社会モデル

2021年09月13日

私たちの生活や健康に支障が出た時、それを理解しやすくする考え方として、「生物心理社会モデル」というものがあります。

これは、人間を 1.生物的側面(病気など体の状態)、2.心理的側面(性格や心の状態)、3.社会的側面(どんな環境に置かれているか)のそれぞれから理解しようとするモデルです。

たとえば不登校の子どもを理解するときに、

1.その子の体は健康なのか

2.今その子の心はどんな状態なのか。挫折感や、自尊心が低下していないだろうか

3.家庭や学校の環境はその子を支えられているだろうか

と、それぞれの側面から理解しようとします。

すると、単に怠けの様に見えていたものに実は精神的な病気が関係していたり、学校の環境は整っても家族の関係がうまくいかないのでその子の心にエネルギーが湧いてこないことが見えたりと、起きている問題をより深く理解することができます。

パッと見た時には同じ「不登校」でも、その人その人で中身が違い、対応も変わってくるんですね。

健康や生活に何かしらの困難を感じた時、改めて生物心理社会の側面から見直してみると、新たな発見があるかもしれません。