コロナ禍の不登校

2021年11月01日

文部科学省の調査で、2020年度の小中学生の不登校が19万6千人あまりとなり、前年度から約1万5千人増で過去最多となっていたことがわかりました。

また、小中高での自殺も前年度より98人増えて、過去最多の415人に上りました。

一斉休校による生活リズムの乱れや、行事などを含む学校生活への制限が登校への意欲を低下させたのではないかと分析されています。

学校現場で相談活動を行なっている私としても実感があります。周囲と思うようにコミュニケーションを取れなかったり、今まで「休まないように」と張り詰めていた気持ちが途切れてしまったり、本人だけでなく家庭の問題が見えてくることがあったり...。

1回以上のワクチン接種を終えた人は、日本人口の75%を超え、東京の感染者数も100人を下まわる日が続き(ともに10月18日時点)、感染状況は落ち着いてきましたが、生活に及ぼした影響は未だに大きいと感じます。

今まで以上に支援が必要で、また今までとは違った対応も求められているのだと思います。

その人その人の事例に合わせた理解と支援を行なっていく基本のスタンスは変わりませんが、コロナ禍、社会問題という視点ももって、より包括的に「不登校」の問題を考えて行く必要がありそうです。