相談室だよりNo.8を発行しました

2021年01月08日

新年あけましておめでとうございます。

ワクチン開発のニュースを聞くようにもなりましたが、新型コロナウイルス感染症に関してまだまだ気を抜くことはできません。みなさんも感染予防を徹底しながら過ごしていることと思います。今回はコロナウイルスのような感染症が私たちの心に及ぼす影響についてお話ししようと思います。


不安の感染に気をつけよう!

ウイルスの身体への感染は『生物学的感染』を意味しますが、感染症は、体の健康だけではなく私たちの心にも大きな影響を及ぼします。未知の、それも目に見えないウイルスは不安や恐れを生み、マスクや消毒薬の買い占めなどの問題が起きましたよね。このように人々の間に広がる不安や恐れを『心理的感染症』といい、感染者やその家族、医療関係者への差別や偏見といった『社会的感染症』の原因にもなります。

 ウイルス発生   ⇒    不安や恐れ    ⇒    偏見・差別の表出

『生物学的感染症』     『心理的感染症』       『社会的感染症』

では、こういった心理的・社会的感染症に陥らないために、どうしたらいいでしょうか?心理的・社会的感染を防ぎ不安から心を守るための、5つの方法が提案されています。

1.まずはリラックス

「ほっとする時間」を設けよう。38~40℃に設定したぬるめの湯船にゆっくり浸かるのがおすすめです

2.運動も効果的

趣味や運動など、余計なことを考えずに熱中できる時間を作ろう

3.別の視点を持つ人と話す

この「騒ぎ」から一歩引いた視点を持つ人(先生やカウンセラーなど)とも話そう

4.『その情報は正しい?』

ネットの情報や人づてに聞いた話などは、情報の信頼性を冷静に考えよう

5.健康的な生活を送る

まずは健康!健康的な食事と、充分な睡眠時間を心がけて自分を労わろう


心配で不安なときだからこそ、深呼吸。できるだけ冷静に、本来の自分の生活を落ち着いて送ることで不安に負けず、正しく感染症に立ち向かえます。相談室では、新型コロナウイルスに関する心配ごと以外にも、いろいろな相談を受け付けています。皆さんが悩みを抱えることがあれば、一緒にその解決方法を考えていきます。いつでもお気軽に声をかけてください。

参考:日本赤十字社.赤十字新聞第959号「赤十字NEWS」(https://www.jrc.or.jp/publication/pdf/sekijuuji_20_4_959_0331_original.pdf)